韓国は今では、世界をリードする国となっています。日本でも空前の韓流ブームが訪れており、実際に旅行をしたり留学に行く方までいるほど。そして現地の良さは何といっても、美味しいグルメの宝庫という点です。キムチやサムゲタン・サムギョプサルなどの料理がありますが、昨今の国内で愛されるようになったのがキンパになります。
日本の海苔巻きに元祖とも言われており、いろんな野菜とごま油の絶妙なハーモニーで何度でも食べたいと思う逸品です。韓国では必ず各家庭で作っており、業務用ガラス容器のなかに入れて1か月分以上をストックしているのがポイント。なぜストックをするのかというと、現地ではわれわれ日本人と同じ漬物のような存在だと見なされているからです。業務用ガラス容器に入れることで内部を真空状にすることができ、生ものであっても腐ることはありません。
実際にソウルに家庭で保存をしているスタイルを見ると、業務用ガラス容器の内部にごま油をたっぷりと入れてから冷蔵庫や地下室で保管をされています。キンパの良い点は一種の発酵食品でもある点です。コメと海苔を発酵させることで旨味をアップしており、なお一層ガラス容器が役に立つわけです。食べるといきは小さくカットをして配膳をしますが、結婚式や元旦だとそのままガラス容器で配膳をすることも珍しいことではありません。
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