コロナの影響でテイクアウトを始めた飲食店も多くありますが、テイクアウトには持ち帰るための食品容器が必要になります。食品容器に使われている素材もたくさんの種類があり、強度、デザイン、耐熱性は製品によって異なります。業務用食品容器はまとめて発注することで1つ当たりのコストを抑え、テイクアウトの利益を上げてくれるでしょう。しかし用途に合わせたものを用意しないと、せっかくの料理が台無しになってしまうこともあるので注意が必要です。
テイクアウトで持ち帰ったものは電子レンジで温めてから食べる人が多いので、より安全に食べてもらうには耐熱性が重要なポイントになります。耐熱性がない容器を温めてしまうと、トレイが溶けて穴が開いて火傷をしてしまったり、容器の一部が料理に混ざってしまう危険性もあります。業務用容器には電子レンジが使えるのかどうか書かれていますので、電子レンジ対応のものを使うと良いです。ただし電子レンジが使える容器でも蓋の扱いや油分の多い食品には気を付けなくてはなりません。
蓋は耐熱性でないこともありますし、しっかりパックされていると爆発する可能性もあります。油分の多い食品は加熱により100度を超えることもあるため、耐熱容器でも変形することがあります。業務用容器も様々な素材で作られていますが、耐熱性が高いのがポリプロピレン製です。PPと表示されていることもあります。
同じような素材にポリスチレンというものもありますが、こちらは耐熱性は高くありません。