一般的な雑貨を販売するなら緩衝材や段ボール箱といった梱包材を用いることができますし、食品販売を行うなら食品に対応したフードパックや紙コップを利用します。しかし、野菜や果物を販売する場合、そのための容器や梱包材はどのようにして準備するでしょうか。野菜や果物も食品であることから業務用食品容器が使用され、小規模な販売から大規模な販売まで広く可能になります。加工されていない野菜や果物にも業務用食品容器が使用できるのは意外かもしれませんが、品ぞろえの多い店舗ならカットフルーツに必須の透明フードパックから、イチゴでお馴染みの透明なトレーやフィルム、レタスの包装に欠かせない袋なども一括して購入可能です。
一般的に業務用食品容器といえばテイクアウトのカップやデリバリーで用いるフードパックをさしますが、これらの商品を取り扱う店舗の中には、食品販売に必要な資材を幅広く扱う店舗があります。そうした店舗では、葉物野菜やハーフサイズにカットされた野菜も鮮度が維持できる保存袋や、まとめ売りに欠かせないネット、丈夫で保存性のあるビニールの手提げ袋も見つかることが多いです。また、野菜を束ねたり販売商品を識別するのに役立つテープも手に入り、小ロットからの購入もできるので小規模な販売の味方ともいえます。農産品を直売や移動販売で生産者自身が販売することも難しくない昨今、新しい販売形態を考えるときは業務用食品容器のお店を活用しましょう。